なぜダイヤモンドの買取価格は安いのか?宝石買取の裏事情を鑑定士が解説

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最終更新日 2026年7月14日

ダイヤモンドなどの宝石の買取は二束三文と言う事を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。

もしくは、ダイヤモンドを買取に出したら想像以上に安かった、という経験をした事がある方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

買う時はあんなに高かったのになぜ売る時はこんなに安くなるのか?

今回はダイヤモンドの買取価格が安くなる理由を中心に、ダイヤモンドの買取に関する豆知識をまとめました。

ダイヤモンドに限らずルビー、サファイアと言った他の宝石にも共通して言える内容となっていますので、宝石類はなぜ買取が安くなるのか知りたいという方は是非ご覧ください。

 

なぜダイヤモンドの買取価格は安いのか

早速の本題、なぜダイヤモンドの買取価格は安いのか?についてですが、大きく3つの理由があり『販売金額が高額であるという事』『ダイヤモンドの価値を見極めることができるお店が少ない事』『デザイン料を評価するお店が少ないという事』が挙げられます。

これら3つの理由から、購入時の金額と買取時の金額に差が生じしていまい、結果として宝石の買取が安いと思われてしまうのです。

また、宝石と長い年月を経て自然の力によって生成される同じものが2つとして存在しません。

そのため、基本的には定価などがないため、お店によって販売金額が違うという点も、販売金額と買取金額に差が出る理由の1つになっています。

 

ダイヤモンドの販売金額が高額になる理由とは

なぜダイヤモンドなどの宝石を使用したジュエリーの販売金額が高額になるのか?

その理由は簡単に言うと、ジュエリーの形になるまでに手間と中間マージンがかかっている為です。

流通の一例ですが、買取店はダイヤモンドをお客様から買取した後、宝石類を取り扱っている宝石商に品物を流します。

その後、宝石商からジュエリーを製造している会社に流れ製造され販売店へと流れます。

想像しただけでもいろいろな会社が入っているというのがお分かりいただけると思いますが、最終的にたどり着く販売店で消費者が購入したものを買取店が買取するというサイクルになる為、買取店が提示する金額というのは原価のような価格になってしまうのです

さらに販売金額にはデザイン料が上乗せされますが、このデザイン料と言うのはあってないようなもので高くなりがちです。

流通方法はお店によって違います。買取した後直接店舗で売却するというお店もあり、そういったお店で購入した場合は購入時と売却時の金額差は少ない傾向です。

 

ダイヤモンドの価値を見極める事ができるお店が少ない

ダイヤモンドなどの宝石類を買取しているお店は多々ありますが、宝石の価値を高く評価できるお店が少ないということも現実としてあります。

宝石と言うのは自然にできる為、色味や内包物、照りなどが石1つ1つ異なります。

品質が良い宝石なのかどうか見極めるには豊富な知識と経験が必要で、経験があっても宝石を見極める能力がないと高い評価をつける事ができません。

宝石を高く評価できる鑑定士が少ない為買取が安いという事態になります。

 

デザインを評価するお店が少ない

買取時にデザインを評価するお店が少ないという点も、宝石の買取が安くなる原因の一つです。

販売金額にはでデザイン料が上乗せされていますが、買取の際デザイン料を付けるお店が少ないのが現実で、ほとんどの場合は宝石の価格+貴金属の金額になります。

よほどデザインに凝っている物や新しいものであれば多少プラス査定をされますが、そこまで大幅に査定金額が上がることはありません。

 

宝石の買取は販売金額の何割ぐらいで売れるのか?

購入した時の金額から具体的に何割ぐらいで売れるのかについてですが、まず購入するお店によって販売金額が大きく異なります。

キャッチセールスや悪徳な業者を除いて、1番販売金額が高いのは百貨店で最も安いのは質屋やリサイクルショップです。

質屋やリサイクルショップは基本的に中古ですので、百貨店よりも半額程度で購入できる事が多いです。

買取の際はどこで購入したかで金額が決まるのではなく、宝石の品質によって金額が決まりますので、中古で購入しておいた方が買う時と売る時の金額に差が少なくなります。

ダイヤモンドは4Cと言うグレードで評価ができるため、サファイアやルビーなどの色石に比べると買取は高くなる場合は多いです。

百貨店購入品 質屋/リサイクルショップ購入品
ダイヤモンド 1割~3割 3割~5割
サファイアなどの色石 1割~2割 3割~4割

百貨店で新品として購入した場合、2割前後になる場合が多いです。

1割以下になる可能性は低いですが、高い時期に購入して安い時期に売ると1割前後になる事もあります。

一方中古で購入すると、半分ぐらいの金額で売れる事も多々あり、中には半分以上の金額で売れたという方もいらっしゃいます。

お店によってはかなり安く売られている場合もあり、そういったお店で買っていると宝石でも高い買取率で売る事ができます。

 

宝石を高く買取してくれるお店の特徴

続いて高く宝石を買取してくれるお店の特徴について解説していきます。

鑑定する人によっても金額が違ったりしますので、必ずしも高く買取してくれるわけではありませんが参考にしてください。

 

宝石を専門的に取り扱う専門店

まず、宝石を専門的に取り扱うお店と言う点です。

宝石の買取には専門的な知識が必要です。

洋服や家電なども取り扱っているような総合買取店ではなく、宝石だけを専門的に取り扱っているお店の方が見極める力も高く、適正で高い金額をつけてくれる場合が多いです。

また、専門的に取り扱っているお店だから必ずしも高いわけではありませんので、数社比較して売るようにしましょう。

 

GIA、FGAなど宝石鑑定の資格保有者がいるお店

宝石鑑定資格がいくつかあり、特に有名なのはGIA、FGAです。

これらは世界的にも信用されている資格で、取得するのに100万円以上もかかります。

資格を持っているから高く買取してくれるという訳ではありませんが、こういった資格を持っている人がいるお店の方が信頼できますので売る時には安心です。

宝石の鑑定はお店と言うよりも、鑑定士によって評価が異なります。

資格を持っていなくても宝石をしっかりと見極める事が鑑定士ももちろんいます。

 

取り扱い実績が多いお店

取り扱い実績が多いお店を選ぶというのは、非常に大切なポイントです。

宝石の買取は経験が多ければ多いに越したことはありません。

お店のホームページなどをチェックして、何をどれくらいで買取しているのか掲載しているかチェックして見るのがオススメです。

 

まとめ

今回の記事では、ダイヤモンドやエメラルド、サファイアと言った宝石の買取がなぜ安いのかについてまとめました。

ノーブランドの宝石は定価と言うものが存在せず、贅沢品の一種と言う事もあり販売金額が高めで、高いからこそ価値があるのかも知れません。

すべてにおいて買取が安いという観点ではなく、販売金額が高いという事もありますので、買取の際も比較することをオススメします。

購入する際も、比較してみるとより宝石を買うのが楽しくなるかもしれません。

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